まわせるガラリ
この記事を書いている人 - WRITER -
藏堂堂頭
大阪芸術大学芸術学部建築学科卒業後、
小さな工務店を4社ほど勤務
2010年 工務店 藏家 として独立
2013年 株式会社 藏家 に法人化
2015年 藏堂 事業開始
●まずはじめに
空気集熱ソーラーや床下エアコンの普及で床ガラリの需要は増えています。
ただ活躍は冬季限定、夏場は使わないので、ホコリやゴミが落ちないよう、できれば開閉できるものが欲しいところ。
でも多機能なガラリは金属製のものがほとんど。
無垢の床材を使う住宅に合わせて考えるなら、やはり無垢材で作られたガラリが欲しい。
でもそうなると開閉の仕組みが今一つのものが多い。
市場にないのなら作ってしまおう、というのがこの木製床ガラリシリーズ開発の経緯です。
●まわせるガラリ
30ミリの無垢床材を使う物件のためにデザインした「まわせるガラリ」。90ミリ×600ミリという一般的な床ガラリを、30ミリの角材を3本並べるという発想の転換で捉え直しました。
素足に触れる部分だからこそ無垢材でシンプルに。開閉操作を「90度回す」ことだけで叶えたパズルのようなガラリです。
三本並べると一般的なガラリと同じサイズとして使え、開閉本数を変えることで簡易的な風量の調節ができます。一本使いで和室の畳寄を兼ねたり、壁に埋め込んで使う、などの使い方も。
閉めた状態は床と一体の面になるためお掃除もラク、ホコリが溜まったり床下に落ちる心配がありません。
Design:小谷和也
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藏堂堂頭
大阪芸術大学芸術学部建築学科卒業後、
小さな工務店を4社ほど勤務
2010年 工務店 藏家 として独立
2013年 株式会社 藏家 に法人化
2015年 藏堂 事業開始
Comment
「まわるガラリ」は、とてもシンプルでユニークな発想ですね。もしかして、製品化されていますでしょうか。
木製ガラリ自作できないかと考えたことありましたが、風量調整機能はお手上げです。(^o^)
新築後約1年半、床下エアコンを稼働いていますが(「床やさん」(環境創機)、金属製機能ガラリと丸穴を併用)、吹出口を追加することになり、ガラリを検討しています。
コメントありがとうございます^^
こちらは製品化して販売しております♪
https://www.kura-dou.net/item/mawaseru-garari/
↑
こちらからご購入することもできます^^
ご検討お願い致します♪
ご回答戴きアリガトウございます。製品化されていたのですね。
木製床ガラリシリーズ「とじれるガラリ」も拝見しました。
諸般の事情からウチは既存の丸穴(55mm)を追加することになりました。
空気孔は百均で見つけた「ゴミ取りネット」(外径約55mm)を使っています。(^O^)
丸穴自体は効率良いのですが、開閉操作は空気孔の付け替え(→ヤマイチ「ステン風孔」)。(^O^)
スガツネ「ステンレス空気孔 丸型」はオサレですが、網タイプでもメッシュ細かく開口面積が小さい!?
# コメント慣れていないので、名前に本名使ってしまいました。(^O^)
# お手数かけますが、もし可能であれば“モリタ”に変更して戴けますでしょうか。
モリタさま
コメントありがとうございます^^
ガラリも色々とあって、そのお宅の雰囲気に合わせて選ぶのが一番いいですよね♪
名前の変更もしました。
ありがとうございます♪