手ぬぐい工場見学 その2 2019年1月5日 2019年1月15日 WRITER 居藏 宏幸 この記事を書いている人 - WRITER - 居藏 宏幸 藏堂堂頭 大阪芸術大学芸術学部建築学科卒業後、 小さな工務店を4社ほど勤務 2010年 工務店 藏家 として独立 2013年 株式会社 藏家 に法人化 2015年 藏堂 事業開始 詳しいプロフィールはこちら 念願の手ぬぐい工場見学。 前回は晒しについて紹介しました。 https://kura-dou.net/tenugui-koujou1/ 今回はメインの「染め」についてご紹介致します。 お邪魔した会社は「株式会社ナカニ」様で、こちらの会社は独自の手ぬぐいブランドも持っておられ、堺市を代表する手ぬぐいの染色会社さんです。 ちなみに独自手ぬぐいブランドは「にじゆら」といいまして、知っている方も多いのじゃないでしょうか? この日は、社長である中尾さん自ら案内して下さいました。 中尾さん「ほな、砂場を案内します。」 わたし「す、す、砂場???」 と、思いながら加工場へ進むと・・・ 本当に、砂場が・・・ なるほど、こうやって砂を使うんですね! これは糊付けの作業様子。 手ぬぐいの染めたくない部分に型を使って糊をつけます。 こんな道具を使うのですが、けっこう力の必要な作業のため、人差し指をあてる部分が自然と窪んでます!! 次は染色の様子を・・・ こちらが染色の作業場です。 作業場の横には染料が並んでいます。 やかんのようなもので染料を注いでいきます。 注いで染めるから「注染(ちゅうせん)」なんですね。 それにしても、職人さんの佇まいってなんかかっこいいですよね。 僕も職人になりたくなるなぁ。 「君には無理や」 そうだ、染色とは反対に抜染というのもあります。 染料ではなく脱色する液を注ぐことで、糊のない部分だけ脱色されます。 染色が終わると、洗って糊を落とし・・・ 干したら、この工場での作業は終了です。 今回ご紹介したナカニさんの工場では、注染以外の染めやプリントを行っております。 これは単色染めに使う機械だそうです。 これはロールプリントの機械。 量産品などに使用します。 これがロールプリントの版です。 他にも・・・ スクリーンプリントの機械もありました。 スクリーンプリントの様子はこんな感じです。 ということで、2ヵ所目の見学が終了!! 例のごとく、今回もナカニさんが作った「注染の解りやすい動画」がございます。 「またしても、君の説明要らんかったな・・・。」 この記事を書いている人 - WRITER - 居藏 宏幸 藏堂堂頭 大阪芸術大学芸術学部建築学科卒業後、 小さな工務店を4社ほど勤務 2010年 工務店 藏家 として独立 2013年 株式会社 藏家 に法人化 2015年 藏堂 事業開始 詳しいプロフィールはこちら 前の記事 -Prev- 手ぬぐい工場見学 その1 次の記事 -Next- 手ぬぐい工場見学 その3 関連記事 - Related Posts - No.14 創作うどん ほしの 木のテーブルのメンテナンス 【第0回 木工曜日】マイ箸 その1 木を使ったリノベーション見学してきましたー! 最新記事 - New Posts - 「システムキッチン」と「造作キッチン」違いを解説。造作キッチンのススメ。 造作キッチンの説明動画 マーベックス澄家排気専用ガラリ マーベックス澄家排気専用ガラリ - Comments - コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目ですコメント ※ 名前 ※ メール ※ サイト Δ